【高松宮記念】ファストフォースG1初制覇!春のスプリント王に 団野「力強いレースをしてくれた」
2023年3月26日 15:43 春のスプリント王決定戦、高松宮記念はファストフォース(牡7=西村)が制し、G1初制覇を飾った。不良馬場で勝ち時計は1分11秒5。
ファストフォースは父ロードカナロア、母ラッシュライフ(母の父サクラバクシンオー)の血統で通算29戦7勝。重賞は21年のG3・CBC賞に続く2勝目となった。
騎乗した団野、西村師ともに歓喜のG1初勝利を挙げた。団野はゴールの瞬間、力強く左手でガッツポーズを見せた。「週中から雨の予報だったので、どういう馬場になるかと思っていた。今日も内が伸びていなかったので、枠もちょうどいいなと思った。馬もしっかり応えてくれて、力強いレースをしてくれた」とする一方で、「直線でアグリをちょっと挟んでしまって妨害するところもあったので、手放しには喜べない反省の多いレース」とも話していた。
▽高松宮記念 1967年に創設された「中京大賞典」が前身。96年に距離が芝2000メートル→1200メートルに短縮され、G1となった。その後、98年には現在の名称となり、00年には施行時期が5月から3月に変更となった。