【高松宮記念】遠いG1タイトル…メイケイエール12着「そこで気持ちが切れた」池添が語る分岐点
2023年3月26日 17:00 春のスプリント王決定戦、高松宮記念はファストフォース(牡7=西村)が制し、G1初制覇を飾った。不良馬場で勝ち時計は1分11秒5。
1番人気に支持されたメイケイエール(牝5=武英)は12着。重賞6勝の実力馬だが、G1タイトルは7度目の挑戦でまたも届かなかった。騎乗した池添は、「1番人気に支持して頂き、結果を出せずに申し訳ありません。返し馬からゲートも落ち着いていけた。ゲート入りで少しゴネたけど、それは許容範囲。スタートも普通に出て、リズム良く乗った。少し噛んだが、3コーナーで収まった。外を取りたかったが、勝ち馬に先に取られ、そこで気持ちが切れた部分があった。馬場もここまで悪くなれば走ってみたいと分からない。跳びが大きく、きれいな走りをする馬なので。ほんの少し運が向けば絶対にG1が取れる馬。去年が外がしんどい馬場で今年は内がしんどい馬場だった。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と肩を落とした。