大物候補リバティアイランドは3枠3番に入った。新潟の新馬戦が衝撃、上がり3F31秒4をマークし快勝した。2、3着馬も2戦目でクラスを卒業しており、決してメンバーも悪くなかった。新潟2歳Sを見送り、陣営は秋に照準。来年のクラシックに向け、楽しみな一戦を迎える。

　8枠9番のマラキナイアは先日引退が発表されたステイフーリッシュの半妹。初戦はこの血統らしくセンスあふれる勝ちっぷりだった。重賞でも素質は見劣らない。8枠10番のラヴェルも負けず劣らずの良血馬で、今年のオークスで3着、秋華賞で2着したナミュールの半妹。小倉のデビュー戦は出遅れながらも余裕をもって差し切っており、広い東京も歓迎だ。

　中の人注目は5枠5番に入ったデインバランス。祖母が凱旋門賞馬デインドリームという良血馬は、新潟のデビュー戦を勝利してここへ。反応には課題があるもののスピードに乗ってからは迫力満点。重賞でも。