【浜田・東京本社ワンモアトライ】4日阪神11R 末脚堅実なドゥーラが中心

2023年3月4日 08:00

 チューリップ賞。かつては桜花賞の最重要ステップだったが、近年は阪神JFやクイーンCからの直行が主流。今年もやや低調と言わざると得ないメンバーだ。その分、どの馬にもチャンスがあるが、戦歴上位なのはドゥーラだ。2戦目で後にG1ホープフルSを勝つドゥラエレーデを下して初勝利。続く札幌2歳Sでは、既に桜花賞の有力候補となっているドゥアイズを退けた。前走のG1阪神JFは6着止まりも、外16番枠で出遅れて最後方から。直線も何度か挟まれるシーンがあり、力を出し切れなかった。デビューから4戦全てで最速の上がりをマークと末脚は確か。好時計をマークした1週前追いが秀逸で、出来も申し分ない。キャリアの浅い3歳牝馬同士なら、豊富な経験値が大きなアドバンテージとなる。(8)から。

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