【小林の馬券道】17日札幌11R 前走は不完全燃焼…キャリアホースが巻き返す
2025年8月17日 08:00
17日に行われる仏G1ジャックルマロワ賞には日本からアスコリピチェーノとゴートゥファーストが参戦する。勝てば日本調教馬は98年タイキシャトル以来、2度目の勝利となる。タイキシャトルは安田記念を勝っての渡欧だった。レースを改めて見返しても、とにかく強い。不良馬場を馬場の真ん中から力強く伸びた。競馬に夢中になっていた頃で、今でも鮮明に覚えている。ネット環境もなく、海外遠征もまだ珍しかった。本番はどんなレースになるのだろうかとワクワクしたもの。今年のレースはYouTubeで観戦する。
札幌記念は以前、凱旋門賞のステップレースという趣もあった。1着賞金はG2で最も高い7000万円。真夏のスーパーG2という位置付けに変わりはない。本命はアルナシーム。前走は3、4角で外をブロックされてしまい、一転して内を突く形。決してスムーズに運べなかった中で勝ち馬から0秒6差の6着。トップハンデ59キロと重量を背負っても、しぶとく伸びていた。今回は定量戦で1キロ減。重賞2勝馬が底力を発揮する。札幌11Rは(12)から。