【日本ダービー】悲願達成に向けて…藤沢和師「全て順調」
2017年5月25日 05:30 【藤沢和師に聞く】
――休養明けだった皐月賞からの変化は?
「皐月賞の時も重くはなかったが、1度使った分だけ息遣いは良くなっている。追い切りも2週連続でいい動きだった。穏やかで落ち着いているし、全て順調です」
――皐月賞をどう見る?
「時計の速い競馬を少し立ち遅れて後ろから行くつらいレースになった。終わる頃に伸びてきたけど、小回りコースを考えれば仕方ない」
――東京2400メートルの適性は?
「ストライドの大きな馬だから広いコースの方が競馬がしやすいはず。新馬の時も上手に走れていた。2400メートルは大丈夫。スタミナがあるし、2歳時からゴールを過ぎても減速しないんだ。皐月賞もゴール後は先頭だったしね」
――最大の長所は?
「健康で賢い。祖母のレディブロンドと同じで気がいいから強い稽古はいらない。ゆっくりと育つ血統だから徐々に仕上げてきたけど、いい雰囲気になった」
――ダービーを勝つための条件は?
「勝ったことがないから(笑い)。でも、過去の歴史を振り返ると、やっぱり王道(皐月賞路線)を歩んだ馬が強いと思う。あとは普通にゲートを出て、頑張ってほしい」