【万哲の乱 特別編】30日札幌11R 充実クインズミラーグロが重賞初Vへ

2017年7月30日 08:00

 「馬体重は成長のバロメータ」という。ディープインパクトのように新馬戦(452キロ)より、ラストラン(438キロ=06年有馬記念1着)の方が体が減っていくのは、一流馬では例外的。ナリタブライアン(新馬戦が456キロ→最終戦が478キロ)やオルフェーヴル(448キロ→466キロ)のように、年を重ねるごとに体重も増えて強くなるケースが圧倒的に多い。

 札幌11R・クイーンSの(4)クインズミラーグロは見た目の戦績は超安定で派手さはないが、体重は“衝撃的”な増え方をしている。14年8月新潟新馬戦(2着)が412キロで、前走・マーメイドS(2着)が460キロ。この間、約50キロ(成人女性1人分?)も増えた計算。体重増がそのまま充実の証明なのだろう。今年4戦は全て重賞を走り、3着→3着→3着→2着。いずれもコーナー4回の競馬で機敏に立ち回ってきた。馬群を縫える根性は、小回り札幌に打ってつけだ。クロコスミア、ノットフォーマルの逃げ争いはまずなくても、道中2番手からNHKマイルCを制したアエロリットや、パールコードが早めに好位を狙う緩みのない流れなら、極端に速い瞬発力は必要ない。さばくには絶好の内寄り4番枠。1月愛知杯(3着)の巧さばきが光った藤岡康との再コンビも魅力。夏場に使ってきた順調の強みも生かして、G1馬2頭を撃破だ。

 《もうひと押し》新潟10R・岩室温泉特別は(2)ブリンディスが妙味。1年以上の長期休養明けだった前走・箕面特別(15着)も前半3F34秒6で“逃げ”は主張した。全体的に差し馬が多い顔触れ。テンの速さが生きる絶好2番枠も歓迎。休養前には現級を勝っている実績馬でもあり、行き切れば簡単には止まらない。

特集

2017年7月30日のニュース