“孫”に夢託した!サブちゃん ブラック花嫁を仏から2頭購入
2018年1月30日 05:30 今春から種牡馬として、第2のステージをスタートさせるキタサンブラック。年度代表馬の授賞式を終えた北島三郎オーナーは、将来誕生するであろう産駒について「ブラックは我が子ですから、その子は私にとって孫のようなもの。2世が出てきたら応援に行きたい。絶対走ってくれると思います」と話したが、水面下では“花嫁候補”の準備が着々と進んでいた。
ノーザンファーム関係者によると、北島サイドは昨年12月に、フランスの「アルカナ・ディセンバーセール」で、ブラックの交配相手となる繁殖牝馬2頭を購入。1頭はイタリアG3勝ちのあるディステイン(5歳、父シャンゼリゼ)で、既に日本に到着。もう1頭は現役馬のため詳細は明かせないとしている。2頭共にノーザンファームに預託され、来月以降に馬の状態を見て種付けを行う予定だ。北島は本紙の取材に「そういう話を進めてもらっている。“結婚相手”としても合格だと聞いているし、いい子をどんどん生んでほしい」と話した。
社台グループではこれ以外にも、社台ファームで15頭前後、ノーザンファームで25〜30頭の繁殖牝馬に交配を予定。12、14年の年度代表馬ジェンティルドンナの母であるドナブリーニとの交配も予定している。ノーザンファームの吉田勝己代表は「スピードがあって丈夫なのが一番のセールスポイント。できるだけ質のいい牝馬を用意したい」と、種牡馬ブラックをバックアップする構えだ。
産駒は順調なら21年夏にデビュー予定。北島は改めて「80年以上生きてきて、初めてこれほどの感動や夢を与えてくれたブラックに感謝したい。新しい道を応援したいし、私自身も心を引き締めて、新たに出発したい」と語った。夢の続きは“孫”に託された。