【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】17日京都9R 意欲の関西遠征で素質馬ダークナイトムーンが躍動
2018年2月17日 08:00 今週のスポニチ紙面は連日、冬季オリンピックのニュースが満載。その分、競馬面は若干“ボリュームダウン”した感もあるが、4年に1度のビッグイベントとあって仕方がない。限られたスペースの中で、いかに魅力ある記事を提供できるかは新聞社にとっては永遠のテーマ。ネット上の当コラムでは文字量の制約はほとんどないが、だらだらと書いても読みにくいだけなので、焦点を絞った簡潔な原稿を心がけたい。
本日の推奨レースは京都9R・つばき賞。関西の好素質馬がズラリ集結して注目の一戦だが、狙いは関東から唯一遠征する◎ダークナイトムーンだ。新馬戦(東京・芝1800メートル)は頭差2着に惜敗も、優勝馬は2戦目の共同通信杯で2着したサトノソルタス。同舞台の2戦目で2馬身半差の大楽勝は当然だった。ひと息入れて臨んだ前走・セントポーリア賞でも1番人気に支持されたが、結果は逃げて4着。結果論だが、ハナを切って超スローペースに落としたことが裏目に出て、持ち味を出せずに終わった印象が強い。デビュー2戦で見せたパフォーマンスは、間違いなく一級品。好結果が出ている待機策からの直線勝負に持ち込めれば、前走のうっぷんを晴らすVが期待できる。