【愛知杯】コルコ舞台替わり本領だ 最終追いも反応良く
2019年1月24日 05:30 【東西ドキュメント・美浦=23日】愛知杯の有力馬コルコバードは全14走で馬券圏外に敗れた2走(高雄特別5着、エリザベス女王杯8着)が共に京都の外回りだった。中京は初めてでもコース替わりはプラスに違いない。小野はそう思いながら北の杜にある木村厩舎へ向かった。
アポ取りした午前11時に木村師が対応。前走のエリ女は「装鞍所で勝手に自己満足していた」と言うほど最高の仕上がりだったという。だが、3〜4角の坂で急ブレーキ。「カーブしながら下っていくのが駄目。京都のコース形態が合わなかった」と敗因を挙げた。
Wコースでの最終追いは僚馬を7馬身追走して直線は内から伸び、4F55秒2〜1F13秒6で併入。師は「ゴール板を過ぎてから反応した動きは良かった」とうなずき、「今回のコース形態は言い訳できない」と自らにプレッシャーを与える。舞台替わりで本領発揮。小野は陣営から勝負気配を感じ取っていた。