【ペガサスWCT】アエロリット 軽量見方に“同門対決”制す
2019年1月25日 05:30 米G1ペガサスワールドカップターフ(日本時間27日午前6時57分発走)に挑む日本馬アエロリット(牝5=菊沢)が23日(同24日)、ガルフストリームパーク競馬場ダートコースで単走で最終追いを行った。所属するサンデーサラブレッドクラブHPによると、4F51秒15〜2F26秒26を計時。管理する菊沢師も19日に現地入りし、順調な調整を進めている。鼻出血予防薬のラシックス不使用による減量特典で臨める50・5キロと得意の左回りはプラス材料。菊沢師も「負担重量は味方になると思う。スピードはあるのでアメリカでもいい競馬はできると思う」と期待を寄せる。
日本産の米国馬で昨年G1・2勝を挙げたヨシダ(牡5=モット)はアエロリットと同じ14年ノーザンファーム生産馬で“同門対決”にも注目が集まる。英ブックメーカーのウィリアムヒル社はヨシダを1番人気の単勝4倍に設定。前走ブリーダーズCマイル2着のキャタパルトを同4・5倍、アエロリットは3番人気の5倍に設定している。1着賞金300万ドル(約3億3000万円)を懸けた大一番。05年アメリカンオークスを制したシーザリオ以来2頭目の日本調教馬による米G1制覇の夢が膨らんでいる。なお、JRAによる馬券発売はない。