【エ女王杯】クロコスミア 逃げ切りあと一歩…3年連続の2着
2019年11月11日 05:30 あと一歩、あとひと押し…。クロコスミアは今年も2着。3年連続同一G1・2着はジャパンCダートにおけるワンダーアキュート(11~13年)以来(84年以降)、2頭目の無念の記録。藤岡佑は「あともう少し…。あそこまで行ったら勝ちたかった」と絞り出すように語った。
ジワッとハナに立ち、1000メートル通過は62秒8と絶妙なペース配分。3角で加速して後続との差を広げ、1番人気ラヴズオンリーユーを振り切った。悲願達成は目前。だが勝ち馬の強襲に屈した。西浦師は「最高の競馬。よく頑張ってくれた。何も言うことはない」と力走を称えた。オーナーサイド(大塚亮一氏)によれば、今後は有馬記念(12月22日、中山)を視野に入れる。前を向くのみだ。