【マーメイドS】サラス、叩いて状態UP 西村師「使いながら上向くタイプだからね」

2020年6月11日 05:30

開場直後の坂路で併せて追い切られたサラス(右)

 連覇を狙う昨年の覇者サラスは坂路併せ馬で最終追い。グリムスポンド(3歳未勝利)を4馬身追走し1馬身半先着した。強めに追って4F53秒7~1F12秒4と時計は平凡。それでも西村師は「今朝は指示通り。休み明けを使って前回よりいい感じにはなっている。使いながら上向くタイプだからね」と良化をアピールした。

 11カ月ぶりの実戦となった前走・新潟大賞典は、昨年のマーメイドS同様に末脚勝負に懸けたが不発。15着に敗れた。「去年(51キロ)よりもハンデは重くなる(54キロ)が、大型馬(前走524キロ)なので大丈夫。相手関係より展開が向けば、だね。ペースが流れてほしい」と希望。昨年同様叩き2戦目での臨戦。一変の期待十分だ。

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