【クイーンS1週前追い】絶好の芝がコントラチェック快走後押し

2020年7月23日 05:30

札幌競馬場芝コースで追い切ったコントラチェック(撮影・千葉茂) 

 【東西ドキュメント・札幌=22日】開幕ダッシュを予告するように本馬場に一番乗りしたのは藤沢和勢だった。入厩馬7頭全てがスクーリングも兼ねてパドックでたっぷりとダクを踏んでから芝コース入りする藤沢和流の集団調教。皐月賞馬エポカドーロの半弟キングストンボーイ(8月16日の新馬予定)がルメール騎乗のコントラチェック(8月2日のクイーンS)と力強く併走する。桜花賞馬ハープスターの全弟アークライト(25日1Rの開幕レース)もバニシングポイント(8月2日の新馬予定)と併せて軽快にストライドを伸ばした。

 「いいねえ!コントラチェックは落ち着いているし、若い馬たち(2歳)も順調だよ。それに…」。藤沢和師は自ら事前に足を踏み入れた薄緑色の芝コースに視線を送る。「根つきがいい、グリーンの順目みたいに素晴らしい芝になった。馬が走っても課長のアイアンショットよりも掘れないよ」とゴルフコースに例えて、見守る馬場造園課のスタッフを笑わせた。絶好の舞台で開幕ダッシュをかける構えだ。

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2020年7月23日のニュース