【セントライト記念】父子菊花賞Vへ!リスペクト 勝負駆けに燃える「ここで優先出走権を獲りたい」
2020年9月15日 05:30 リスペクトが父子菊花賞Vの夢を懸け、菊の権利獲りに挑む。福島の前走・開成山特別(芝2600メートル)は後手に回り、中団の外に押し上げた最終4コーナーでも厳しい位置取り。粘り強く伸び、大きな“鼻差勝ち”を収めた。奥村武師は「ゲート内で鼻をぶつけて驚いたのでしょう。道中では進んで行かなかった。最内枠で動きにくかった中、勝ち切ってくれたことを評価したい」と振り返る。
その後は放牧を挟み、セントライト記念に備えた。3歳の今年は2200メートル以上を一貫して使い、持久力には自信を持ってきた。指揮官は「春はトモ(後肢)の弱さがあったが、左右のアンバランスさがなくなった。体幹もしっかりした」と成長を感じている。父エピファネイアは13年菊花賞を5馬身差の圧巻V。同師は「スタミナは豊富なので菊花賞に行きたい。ここで優先出走権を獲りたい」と勝負駆けに燃えている。