【浦和・ニューイヤーC】トランセンデンス重賞初V!森「勝ててホッとしている」

2021年1月8日 05:30

ニューイヤーCを快勝したトランセンデンス(浦和競馬提供)

 21年浦和の開幕を飾る3歳重賞「第64回ニューイヤーカップ」(S3)が7日、浦和競馬場で行われた。2番人気のトランセンデンスが直線2番手から抜け出し優勝、重賞初制覇を果たした。同馬と2着ジョーロノには「第44回京浜盃」(S2、3月24日、大井)への優先出走権が与えられた。また、この勝利で小久保師は区切りの1500勝をマークした。

 ホッカイドウ競馬からの転入初戦、初コースをものともせず3馬身差の圧勝劇は能力の高さを見せつけた。3コーナーで一気に前に取り付くと逃げたジョーロノの外に馬体を併せた。直線を向けば手応えは歴然。一気に突き放してVゴールに飛び込んだ。昨年に続きこのレース連覇で今年の重賞初制覇となった森は「小回りを心配していたが文句のつけようがない内容で勝ててホッとしている。楽しみが膨らんだ」と手応えをつかんだ様子。“出世レース”で見事ワンツーフィニッシュを飾った小久保師。春のクラシックへ向け最高のスタートを切った。

 ◆トランセンデンス 父トランセンド 母タントタント(母の父シニスターミニスター) 牡3歳 浦和・小久保智厩舎 馬主・徳原英修氏 生産者・北海道日高町の藤本ファーム 戦績8戦2勝(南関東2戦1勝) 総獲得賞金2513万円。

特集

2021年1月8日のニュース