【根岸S】ヘリオス、直線ビシッと1馬身先着 寺島師「予定通りの調整」
2021年1月28日 05:30 千四ダートの新星候補ヘリオスは、開門直後にポリトラックへ。先行するソングオブザハート(4歳3勝クラス)を2馬身追走して4コーナー手前からペースアップ。しまい重点で直線ビシッと追い、僚馬をかわして1馬身先着した。6F81秒4~1F12秒2の時計をチェックした寺島師が納得の表情で切り出す。
「先週、負荷をかけたので今週はしまいを伸ばす程度。いいフットワークで動きは良かったし、予定通りの調整ができました」
一昨年の冬、転厩2戦目で芝・中長距離からダート短距離に路線変更。それがバチッとかみ合った。トントン拍子で勝ち星を積み重ね、前走・霜月Sは初の東京遠征と7Fをクリア。好位から押し切った。「あの立ち回りができたのは適性が高い証拠。今後のために賞金を加算したい」。再度、東京の千四ダートへ。タイトル奪取のチャンスを迎えた。