【共同通信杯】ステラヴェローチェ、完璧仕上げ 須貝師「良すぎ。言うことない」
2021年2月11日 05:30 自慢の剛脚はレースまで温存。それでも存在感たっぷりのステラヴェローチェの最終追いだった。須貝師は「言うことないわ。何もしてない。追えば(ラスト1F)11秒台前半が出たんちゃうか?良すぎ。筋肉も凄く、体もできている」と感嘆の声を上げた。
坂路の併せ馬で、鞍上は先週に引き続き吉田隼(レースは横山典)。3歳未勝利の併走相手の動きに合わせる感じだったが、“持ったまま”で4F54秒5~1F12秒1。最後は首差先着を果たした。
昨年朝日杯FS(2着)以来の始動戦に向け、先週、先々週はCWコースで長めの併せ馬を敢行。“負けない仕上げ”が施され、唯一の課題だったゲートもこの中間に克服している。
「速い時計でも馬場が悪くても気にならない。いろいろな経験をしていることも今後につながる」
同じ須貝厩舎のG1・6勝馬ゴールドシップが皐月賞Vへとつなげた出世レースを制し、堂々とクラシックの主役に名乗りを上げる。