【スプリングS】ワールドリバイバル絶好調!控えめ牧田師も冗舌「反応が良かった」
2021年3月19日 05:30 【東西ドキュメント・栗東=18日】気温1度。「衣替えには早かった」と後悔したオサムだが、クラシックを狙う陣営の意気込みに触れると自然に体が熱くなる。この日、スプリングS組で追い切りのトリを務めたワールドリバイバル。朝イチの坂路に乗り出し4F55秒3~1F12秒3。普段、控えめな牧田師がこの馬に関しては常に冗舌なのだ。
「今朝はサッとだけど反応が良かった。先週はジョッキー(菱田)を乗せてコース(CW)でしっかりやった。使って体が良くなり、沈むような動き。前向きさが出てきたね」
約500キロの雄大な馬格を誇るが、まだ若さが垣間見える現状。その分、伸びしろは絶大だ。2勝目を挙げた前走あすなろ賞が3カ月ぶりで10キロのプラス体重。それで押し切ってしまうのだから強い。
共同通信杯を無傷の3連勝で制したエフフォーリアを筆頭に、現3歳のエピファネイア産駒は粒ぞろいと言われる。そこに名を連ねるか。意欲満々に東上する伏兵を狙い撃ちしたい。