【香港QE2】ラヴズオンリーユー 地元騎手ホーと初コンタクト、感触良し

2021年4月20日 05:30

 クイーンエリザベス2世Cに出走するラヴズオンリーユーが19日、香港の地元騎手ヴィンセント・ホー(30、何澤堯)と初コンタクトを取った。シャティンのオールウエザーコースでキャンター。ラヴズオンリーユーはドバイ(シーマクラシック3着)から直接、香港に乗り込んだが疲れを見せることなく800メートル63秒7。

 「うまくいった。彼女は落ち着いていたし、ハッピーな雰囲気。なのに馬場に入るやすぐ自分の仕事を理解して集中していた」

 ホーは日本のG1馬との対話に喜びを見いだした。名手がずらりそろう香港競馬においてモレイラ、パートン、ティータンに続く騎手リーディング4位。昨年暮れのG1香港マイルを11連勝で制したゴールデンシックスティ(現在13連勝で17戦16勝)の主戦として知られる。その香港マイルがG1初制覇。地元待望の生え抜きの名手だ。

 「陣営からは、速くなりすぎないように、状態をキープしてと指示された。ドバイで出来上がっているから、とね。彼女は優れた旅行者だね。ドバイから来たのに、こんなにいい出来なんだから。イージーワークだったよ」

 上々の初コンタクトで相性は良さそうだ。人馬ともにG1・2勝目に挑む。

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