【川崎・クラウンカップ】過去10年の3連単は全て万馬券 波乱が続くレースの鍵を握る有力馬を紹介

2021年4月20日 12:00

重賞出走経験豊富なジョーロノ

 3歳S3「第24回クラウンカップ」(1600メートル)は21年川崎競馬スパーキングナイター開幕週のあす21日、メイン11Rでゲートイン。(2)レスポンデールが疾病で出走取消となり、13頭によって争われる。東京ダービートライアルとして優勝馬にクラシック「東京ダービー」(大井)への優先出走権が与えられる。過去10年間で16年(3月30日)以外は4月実施。新年度最初の南関3歳重賞として定着している。

 今年は南関重賞勝ち馬こそいないが、川崎勢をはじめ船橋、大井、浦和から精鋭がエントリー。ギガキング(牡=船橋・稲益)は北海道所属時に岩手重賞の南部駒賞を制した。移籍初戦で雲取賞4着と健闘すると、地元の一組特別で1番人気に応えての参戦。有力な1頭だ。

 ジョーロノ(牡=浦和・小久保)は、3歳馬のトップクラスがそろう京浜盃では10着だったが、南関重賞で2着と3着が2回ずつあり、G2兵庫ジュニアグランプリでも5着と実績は上位の存在。巻き返しなるか。また、クラウンCトライアル椿賞(3月3日、川崎)の1~3着馬、ジョエル(牡=船橋・張田)、ニヨドスマイル(牡=川崎・岩本)、リコーシンザン(牡=川崎・久保秀)もそろって出走する。

 過去10年の3連単は全て万馬券。11~20年のデータでは、京浜盃(3月大井)が1~3番人気の連対率50%、3着内率56.7%。対してクラウンC1~3番人気は連対率20%、3着内率33.3%で波乱の傾向となっている。

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