【オークス】アールドヴィーヴル好感触!松山も納得の出来「成長を感じる」
2021年5月20日 05:30 アールドヴィーヴルの鞍上に松山が帰って来た。前走の桜花賞は騎乗停止で痛恨の乗り替わり。5着に甘んじた結果をテン乗り(初騎乗)に求めることはできないが、個性と切れ味を知る主戦に戻ることは間違いなく追い風になる。
坂路の最終追いは上がり重点。松山が感触を確かめた。小柄な馬体を大きく見せる伸びやかなフットワーク。楽な手応えで4F54秒2~1F12秒5を刻み、松山は納得の笑みだ。
「追い切りの動きは良かったと思います。成長を感じる追い切り。体もしっかり使えていた」
桜花賞での敗戦を糧に、馬はひとまわり成長。鞍上は舞台替わりを歓迎する。「未知の部分は多いですが折り合いはつきやすいから距離はこなしてくれる。調教では以前より前向きさも出てきていますが、競馬に行くと折り合いはつくと思います」
末脚勝負に自信あり。鞍上は昨年デアリングタクトに続く連覇も視野に入れているようだ。