【東京新馬戦】ヴァーンフリートが根性発揮V それでも手塚師「課題は多い」

2021年6月13日 13:44

<東京競馬5R新馬戦>レースを制したヴァーンフリート(右)=撮影・郡司 修

 並ばれて勝負根性を発揮した。東京5Rの2歳新馬戦(芝1800メートル)は1番人気のヴァーンフリート(牡=手塚)が、外から伸びたグランシエロとの競り合いを制し、デビュー勝ちを決めた。3着はアンビション。2番人気だったタピット産駒のフィフティシェビーは4着だった。

 川田は「道中(手綱を)動かし続けて、何とか勝てました。これからガラッと良くなってくれれば」とコメント。手塚師も「道中なかなか進んでいかないし、勝ったけど課題は多い」と辛口のコメントを残し、今後の成長に期待を寄せた。

 ヴァーンフリートは父リオンディーズ、母ロスヴァイセ(母の父シンボリクリスエス)の血統。ソニンクにさかのぼる名牝系の出身で、近親にはロジユニヴァースやディアドラなどの活躍馬がいる。

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