【新潟JS】好調コウユーヌレエフ飛越も上達
2021年7月28日 05:30 【東西ドキュメント・栗東=28日】ジョコビッチでさえ音を上げる日本の酷暑。炎天下で戦うアスリートには頭が下がる。栗東も夜明けから気温が急上昇。オサムのモチベーションは早くも萎え気味だったが、精力的に調教で汗を流す森一馬(28)から活力をもらった。今週の新潟ジャンプSではコウユーヌレエフに騎乗。昨年はフォイヤーヴェルクとのコンビで6馬身差の圧勝。今年はこの馬で自身の連覇を狙う。
「前走(東京ジャンプS5着)は休養明けでしたが飛越も良くなっていた。使った上積みもあるし新潟コースも合うので」と腕ぶす。5歳時にこのレースで2着している同馬だが、日々の研鑽(けんさん)により飛越も格段に上達したというから奥が深い。
「オリンピックで注目しているのはやはり馬術ですね。勉強になります」と目を輝かせる。19、20年と最優秀障害騎手に輝くハードル界のエースにして、学ぶものがたくさんあるという。目指すは“人馬一体”の境地。オリンピックもいいが、好メンバーが出走する新潟ジャンプS(土曜8R)をお忘れなく。