【小倉2歳S】アネゴハダにぞっこん 男勝りの走りをイメージ
2021年9月1日 05:30 【東西ドキュメント・栗東=31日】マーメイドS的中(藤懸君ありがとう)の“貯金”で夏場をなんとか生きながらえたオサム。が、9月を迎え、馬券資金は枯渇。“二匹目のドジョウ”を期待して佐々木師ににじり寄った。アネゴハダはダート勝ち上がりだが要警戒。指揮官の感触がかなりいいのだ。
「先週量って444キロ。体を見る限り、だいぶ成長した。プチプチしてる。初戦は楽勝だったし、レースが器用。今の荒れてきた小倉の芝もいいと思う」
前向きな言葉が並ぶ。レースは道中2番手から直線抜け出し2着馬に4馬身。3着以下はさらに5馬身ちぎれる大楽勝だった。ダート勝ち上がりはどうしても軽視されるが、ゴッドスピード(96年V)の例もある。え?例えが古い!?
“姉御肌”とは面倒見が良く頼れる女性のこと。女優でいえば天海祐希。さすがに2歳牝馬にそのイメージはないが、いずれ後輩が慕い憧れる馬になる。強い女性に惹(ひ)かれる56歳は後続を振り切る、男勝りの走りをイメージした。