【新潟記念】エフェクトオン“夏の集大成”だ

2021年9月1日 05:30

 【東西ドキュメント・美浦=31日】新潟記念はディープインパクト産駒を狙え。夏の新潟開催の最終週となった12年以降、同産駒は3勝2着4回。他を圧倒する好成績を収めている。今年も6頭がエントリー。大半が関西馬だが、東の注目はエフェクトオン。最後方追走から最内を突いて差し切った前走が鮮烈だった。浜田は久保田厩舎へ。対応してくれた池内助手は「うまく内を突いてくれました」。まずは鞍上(田辺)の好騎乗を称えてから「馬もしっかり力をつけたと思います」と評した。

 前走の阿武隈Sは3勝クラスながら、好メンバー。5着モズナガレボシは、その後にG3小倉記念を制している。池内助手は「今回は重賞で相手が強くなる」と謙遜気味だが、のちの重賞ウイナーを一蹴したのだから胸を張れる内容だ。「切れるというよりは持久力のタイプ。ハンデ差をうまく生かすことができれば」と軽量53キロに期待を込めた。新潟は内回りとはいえ2戦2勝。相性抜群の舞台で、夏の集大成を見せられるか注目だ。

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2021年9月1日のニュース