野村彰彦元調教師が死去 78歳 キョウエイマーチで97年桜花賞V

2021年9月17日 17:35

 97年桜花賞を制したキョウエイマーチを管理した野村彰彦(のむら・あきひこ)元調教師が、13日に病気のため死去した。78歳。17日、日本調教師会関西本部が発表した。葬儀等は近親者のみで執り行った。

 62年に騎手デビュー。中央通算321勝を挙げ、85年に現役引退。調教師に転身し87年に厩舎を開業。桜花賞など重賞5勝を挙げたキョウエイマーチを筆頭に、ナムラコクオー(94年NHK杯など重賞4勝)、09年中山グランドジャンプを制したスプリングゲントなどを管理した。調教師としてJRA通算488勝(重賞25勝)を挙げ、14年2月に70歳定年で引退した。

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