ミシュリフ 凱旋門賞回避で英チャンピオンSへ ゴスデン師「2000メートルの方が力出せる」
2021年9月19日 05:30 先月18日の英インターナショナルSを6馬身差で制したミシュリフ(牡4=J・ゴスデン)の凱旋門賞(10月3日、パリロンシャン)回避が決まった。17日、レーシングポスト電子版は英チャンピオンS(10月16日、アスコット芝1990メートル)に向かうと報じている。
昨年の仏ダービー馬であるミシュリフは今年に入ってサウジカップ、ドバイシーマクラシックと2度の中東遠征で連勝した。英インターナショナルSを踏まえ、今月10日に発表されたIFHA(国際競馬統括機関連盟)の「ロンジンワールドベストレースホースランキング」では英ダービー馬アダイヤー(牡3=C・アップルビー)、仏ダービー馬セントマークスバシリカ(牡3=A・オブライエン)と並んで127ポンドで首位タイに浮上。大手ブックメーカーの英ウィリアムヒル社は凱旋門賞でクロノジェネシス(牝5=斉藤崇)と同じ15倍のオッズで6番人気タイに設定していた。ジョン・ゴスデン師は「オーナーのファイサル王子と話し合って決まった。パリのタフな2400メートルより2000メートルくらいの方が力を出せる」とコメントしている。