カナダで活躍する日本人ジョッキー、福元大輔がウッドバインマイルでG1初制覇

2021年9月19日 22:46

栗東を訪れた福元大輔騎手

 カナダを拠点に活躍する日本人ジョッキー、福元大輔(23)が現地時間18日、トロント近郊のウッドバイン競馬場で行われたウッドバインマイル(芝1600メートル)にタウンクルーズ(セン6=B・E・グリアー、父タウンプライズ)とのコンビで参戦。最内スタートから先手を奪うと道中、軽快にラップを刻み、余力十分に直線へ。2馬身1/4差で逃げ切って人馬ともにG1初制覇を飾った。

 レース後、地元メディアのインタビューに応じて「信じられない。G1を勝つのが夢だったし、最高の気分」と喜びのコメントを残した。

 福元は福岡県久留米市出身で父は佐賀競馬の厩務員。中学3年の頃から2度、JRA競馬学校を受験した経歴がある。いずれも不合格となり、17年にカナダの騎手免許を取得した。昨年マイティハートとのコンビで日本人として初めてカナダでダービーに相当するクイーンズプレートを勝ち、プリンスオブウェールズSで2冠制覇。年度代表馬に選ばれた。

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