【金鯱賞】レイパパレ逆襲の春 5歳始動戦で再びV発進狙う
2022年3月7日 05:30 今週から再び中京開催が始まり、西のレースがアツくなる。中京の日曜メインは芝・中距離G2「第58回金鯱賞」。デビューから6連勝で昨年の大阪杯を制した牝馬のレイパパレが中心だ。昨春の大阪杯はコントレイル、グランアレグリアと強敵相手に逃げ切り、無敗でG1タイトルを手にした。その後は宝塚記念から3戦連続で芝2200メートルに使ったが3連敗(3→4→6着)。前走の2000メートル香港カップは馬群でためる競馬を試みたが6着に敗れた。巻き返しを期す国内の2000メートル戦。自分の形に持ち込めれば反撃可能。5歳始動戦で再びV発進だ。
ハイレベルな4歳世代のジャックドールは1勝クラスから4連勝中。前走の白富士Sも危なげなく逃げ切った。1分57秒4の勝ち時計も優秀。重賞初挑戦でも通用しそう。昨年のエリザベス女王杯勝ち馬アカイイトも実績上位。有馬記念は7着に敗れたが、得意の中距離なら侮れない。福島記念3着アラタの連勝は「4」でストップしたが2走前と同じ舞台で巻き返す。