【スプリングS】国内外で活躍のモーリス産駒、アルナシームの爆発力魅力
2022年3月15日 05:30 モーリス産駒が熱い。5日にオーストラリアで行われたG1オーストラリアンギニーを同産駒ヒトツが勝ち、13日の金鯱賞はジャックドールが逃げ切ってレコードVと国内外で活躍している。この勢いに乗りたいのがアルナシームだ。
2走前の朝日杯FSでは8番人気ながらも内から鋭く伸びて見せ場十分の4着。小柄で粗削りながらもバネの利いたフットワークが持ち味で、世代上位と差のない素質馬だ。前走・つばき賞も小差2着。五十嵐助手は「前走は騎手が折り合いを考慮して直線まで我慢してくれて、次につながるいい内容だった。勝ちにいく競馬をする用意ができました」と自信を口にする。ただその前走でゲート入りを嫌がったため発走調教再審査のパスが必要となる。中間はゲート練習を中心に調整は順調。水曜日のゲート試験を突破し、クラシック切符獲得に挑む。