【天皇賞・春】栗田師圧勝劇に安ど 「プレッシャーの中で結果を出してくれた」
2022年5月2日 05:00 挑戦者から受けて立つ立場へ――。菊花賞馬としての誇りを携えて立ち向かった仁川の芝3200メートル。タイトルホルダーの圧勝劇に栗田師は「プレッシャーもありましたし、その中で結果を出してくれました。ホッとしました」とひと息ついた。菊花賞と同じくハナを切ったレースを振り返る。
「ジョッキーのことは信頼していますからね。行き脚がついて逃げる形に。こういう展開になるだろうなと。最後は後ろが手を動かしている中で引き離す部分もあったので、安心して見ていられました。スピードを持続できるスタミナを持っていますね」
道悪で重賞連勝、雨上がりのタフな馬場を完全にクリアした。この後はさらに輝く舞台が待っている。「宝塚記念(6月26日、阪神)もプランの一つにありますし、凱旋門賞(10月2日、パリロンシャン)にも登録をする予定です。オーナーと相談していきます」と見通しを語った。伸びゆく4歳馬の未来が、大きな広がりを見せていく。