【NHKマイルC】川田はG1通算20勝に到達「新馬の時から、この舞台を目標に」
2022年5月8日 16:26 3歳マイル王決定戦は、4番人気のダノンスコーピオン(牡3=安田隆)が制し、JRA重賞2連勝でG1初優勝を飾った。鞍上の川田将雅騎手(36)は同レース初制覇で節目となるJRA・G1通算20勝に到達。勝利ジョッキーインタビューで胸を張った。
──ファンの前でどんな思い
「久しぶりにこれだけたくさんのお客さんの目の前で、気持ちのいいG1を終えることができた」
──大接戦だったが、直線の手ごたえは
「ずっと雰囲気良く競馬を進めることができたし、自信を持って勝ちにいきながら。最後、外からしっかり伸びてくる馬がいたので、きわどいレースになったが、何とかしのぐことができてホっとしている」
──大外枠からのスタートだった
「パドックでまたがり、返し馬の段階からとても具合がいいことを確認できたので、自信を持って勝ちに行く競馬をする中で、流れの中で位置取りは考えようというところだった」
──前走から中2週だった
「共同通信杯があまりにも苦しい状態で競馬を迎えることになった。そこから立て直して、前回ある程度の体調まで戻り、ある程度の競馬ができ、そこからここに向けて、時間はわずかだったが、とてもいい時間を過ごしていただけた」
──この後の可能性は
「新馬の時から、この舞台を目標にと個人的には思っていた。その舞台をきっちり勝つことができて、とてもホっとしている。これから先、まだまだ良くなる余地がたくさん残っている馬。さらなる成長を期待したい」
──ファンに向けて
「これだけ素晴らしいレースを見ていただけてありがたい。師匠とともにまたG1を勝ててありがたく思う」