【鳴尾記念】ヴェルトライゼンデV 平地重賞では新記録の中495日“ロングシュート”決めた

2022年6月4日 19:01

<鳴尾記念>直線で抜け出し重賞初制覇のヴェルトライゼンデ(左)(撮影・亀井 直樹)

 4日に中京競馬場で行われたG3「第75回鳴尾記念」は2番人気ヴェルトライゼンデ(牡5=池江、父ドリームジャーニー)が約1年4カ月ぶりの実戦で重賞初制覇を飾った。

 右前脚の屈腱炎もあり中495日の出走で、グレード制を導入した84年以降では07年京都ハイジャンプ・テイエムドラゴン(中573日)に次ぐ長期間隔のJRA重賞V記録となった。平地重賞では中461日で88年オールカマー(当時G3)を制したスズパレードを上回る新記録となった。

 テン乗りで勝利に導いたレーンは「スイッチが入って(馬が)競馬を分かっていた。直線に入ってからも手応えが良く、スペースが出来てから素晴らしい瞬発力を見せてくれた。さらに良くなると思うし、将来が楽しみ」と称えた。

特集

2022年6月4日のニュース