【安田記念】武豊、ファインルージュで2週連続G1制覇へ 勝てばJRAのG1通算80勝&重賞350勝

2022年6月4日 19:51

武豊騎手

 5月29日の日本ダービーを制した武豊騎手(53)は、5日の安田記念(東京競馬場、芝1600メートル)でヴィクトリアマイルで2着に入ったファインルージュ(牝4=木村)に騎乗する。

 ダービーでは自身が保持する最多記録を更新する6勝目を挙げ、史上最年長優勝を樹立したが、今週も様々なレコードが懸かっている。安田記念を勝てば、グレード制を導入した84年以降の同レースで単独最多の4勝目となり、JRAのG1は節目の通算80勝に到達。JRA重賞も通算350勝となる。2週連続G1制覇なら、06年天皇賞・春(ディープインパクト)→NHKマイルC(ロジック)以来、自身16年ぶり6度目だ。

 ファインルージュは4日、坂路を4F64秒0~1F15秒3でゆったり駆け上がった。太田助手は「中2週ですが、毛ヅヤや馬体の張りに関しては暖かくなって前走より良くなった感じがします」とコメント。木村師はダービー2着のイクイノックス、同7着のジオグリフを管理し、武豊と“昨日の敵は今日の友”ともいえるコンビでマイル王を目指す。

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