【安田記念】シュネルマイスター2着 猛追及ばず、ルメールまた惜敗 進路で明暗

2022年6月6日 05:15

<東京11R・安田記念>2着でレースを終えたシュネルマイスター

 進路の差が明暗を分けた。シュネルマイスターは首差の2着惜敗。道中は勝ったソングラインを徹底マーク。直線、スムーズに大外に持ち出した勝ち馬に対し、シュネルは前が壁になり馬群を割る形。勝ち馬と並ぶ3F32秒9の末脚で伸びたが届かなかった。「残念ながらペースが速くなかった。ラスト150メートルはいい脚を使ったが…」。ルメールは先週のダービー(イクイノックス)に続く首差惜敗に唇をかんだ。

 手塚師は「もう少し流れていればね。遅い分、3~4角で(ハミを)かんでしまった」。表情に無念さをにじませながらも「やれることはやったし、力のあるところは見せてくれた。仕方ない。また秋に備えます」と前を向いた。

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