【佐賀・吉野ヶ里記念】圧倒的実績を誇るミスカゴシマの3連覇に期待 有力馬を紹介

2022年7月22日 12:00

吉野ヶ里記念を2連覇中のミスカゴシマ

 古馬短距離路線の真夏のスプリント重賞「第24回吉野ヶ里記念」(距離1400メートル、1着賞金400万円)が24日第9Rでゲートイン。1、2着馬には来たる8月25日佐賀競馬2大レースの一つ「第22回サマーチャンピオンJpnⅢ」(中央・地方交流、距離1400メートル、1着賞金3000万円)の優先出走権が付与される。

 何と言っても注目は今大会2連覇中のミスカゴシマ(牝5)だ。今年は1月のA1・A2級戦の「球磨川特別」V以来、白星はないが掲示板を外さぬ安定した走りを続けている。佐賀重賞8Vと圧倒的実績を誇る1400メートルのスペシャリストが好相性の今大会3連覇へ、しまい鋭く抜け出すとみた。

 そのミスカゴシマを前々走、川崎から転厩初戦となった6月オープン「遠賀川特別」で撃破しているのがリュウノシンゲン(牡4)である。20年5月に岩手でデビューし、同年は盛岡2歳重賞2V、水沢2歳重賞を1V、昨年は水沢3歳重賞を4連続Vした逸材で南関を経て佐賀に転入してきた。前走の7月A1・A2級戦の「大分川特別」も制しており現在移籍2連勝中。実力は本物で再度ミスカゴシマに立ちはだかる。

 マテラユウキ(牡5)は前走「大分川特別」でリュウノシンゲンに2分の1馬身差の2着なら一発があっても不思議ではない。

 ペガッソ(牡7)も近5走は3勝3着2回と好リズム。前々で運べれば勝機が拡大する。

 8歳にして前走6月「佐賀王冠賞」で重賞初Vを飾ったテイエムチェロキー(牡8)にも警戒が必要だ。

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