【クイーンS】ウォーターナビレラ軽快 武豊JRA重賞350勝は弟・幸四郎師とともに

2022年7月27日 16:40

武豊とウォーターナビレラ(7月27日撮影)

 31日のG3・クイーンS(札幌芝1800メートル)に出走するウォーターナビレラ(牝3=武幸)が27日、レースと同じ武豊が騎乗して札幌競馬場芝コースで追い切った。

 スムーズに加速し5F68秒9~1F11秒8。武豊は「馬なりだったけど、自分で気持ち良さそうに走っていた。動きもいいし、時計も予定通り。落ち着きもあったし、いい感じ」と笑顔を見せた。

 桜花賞2着から挑んだオークスは、まさかの13着。ただ、原因は明らか。桜花賞の激走と熱中症のような症状、さらにゲートで突進し顔をぶつけた。「すっかり立て直した感じ」と武豊が言えば、武幸師も「女の子だから輸送がないのもいいと思う。先週ゲート練習をしたときも大丈夫だった」と話した。

 桜花賞では史上初となる兄弟タッグでのクラシック制覇にわずかに届かなかったが。クイーンSにも偉業が懸かる。武豊は現在、JRA重賞通算349勝。前人未到350勝の節目は、弟とともに決める。

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