【キーンランドC】レイハリア復活連覇だ、前走で復調兆し 態勢整った

2022年8月22日 05:30

レース史上初の連覇を狙うレイハリア

 札幌記念が終わっても、熱い夏は続く。サマースプリントシリーズ第5戦「第17回キーンランドC」(28日、札幌)は昨年覇者レイハリアが連覇を狙って参戦する。昨年は未勝利から4連勝でキーンランドCを制覇。その後は京阪杯16着、高松宮記念17着とスランプに陥ったが前走・函館スプリントSで復調の兆し。大外枠から気合をつけ、道中2番手につけると強気な運びで早め先頭へ。前半3F32秒8のハイペースをしぶとく粘って4着に健闘した。中間は函館で調整を進め、1週前追いは松岡を背にWコースで軽快なフットワーク。レース史上初の連覇へ、態勢は整った。

 3歳ウインマーベルは芝6Fで【3・1・3・0】の安定感。前走・葵Sは道中8番手から差し切って重賞初制覇を飾った。この距離なら古馬初対決でも崩れない。ロードマックスは初のスプリント戦起用だった前走・UHB賞で中団から鮮やかに差し切り、確かな適性を示した。洋芝巧者のヴァトレニ、メイショウミモザも差はない。

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