女性騎手ミシェル、JRA通年騎手免許試験受験 前日に合格祈願「いい点が取れたと思う」
2022年9月28日 12:28 JRA通年騎手免許試験の第1次試験が28日、千葉県白井市の競馬学校で行われ、フランス人女性騎手のミカエル・ミシェル(27)が初受験を果たした。前日は根津神社で合格祈願をしたというミシェル。難関の筆記試験を終えた直後は少し疲れたような表情を見せたが、手応えは得た様子だった。ミシェルは「よく勉強してきたのでいい答えをたくさんできました。いい点が取れたと思う」と笑顔で振り返った。
常々、表現し続けたのは日本競馬への愛。日本の洗練されたシステム、そしてファンの熱量にほれ込んだ。調教、レースの合間に翻訳した膨大な過去問を全てやり込んでの来日。「最初に日本に来た時に日本に恋をしました。この国で生きていきたいという思いがあります。JRAのジョッキーとして活躍できる日まで全力を尽くすので応援してください」と力強く話した。
ミシェルは29日には滞在中の米国に戻り、30日のレースに騎乗予定。この日の試験が合格となれば、来年1月25日の口述試験を含む2次試験(最終)での再来日となる見込みだ。