独G1で10馬身差Vのテュネス、ジャパンC参戦に前向き シールゲン師「JCは夢」
2022年11月8日 20:42 6日の独G1バイエルン大賞(ミュンヘン芝2400メートル、不良馬場)を10馬身差で制し、ジャパンC(27日、東京芝2400メートル)の予備登録を済ませているテュネス(牡3=独シールゲン、父ギュイリアニ)は陣営が日本遠征に前向きな意向を示した。7日、独メディアの「ガロップオンライン」が報じた。
厩舎は違うが昨年の凱旋門賞馬トルカータータッソの半弟にあたる血統。バウイルツァン・ムルザバエフ(30)とのコンビでデビュー戦2着後、5連勝でG1をものにした。シールゲン師は「無理に遠征する必要はないがジャパンCに挑戦するのは夢。体調を整えなければ」とコメント。最終決定が注目される。
シールゲン厩舎は99年10着タイガーヒル、11年6着デインドリーム、15年11着&16年12着ナイトフラワーと過去4回、ジャパンCに参戦した実績がある。
今年のジャパンCで他の外国馬はパリ大賞の覇者オネスト(牡3=仏シャペ、父フランケル)、パリ大賞2着後にニエル賞を制したシムカミル(牡3=仏ワッテル、父タマユズ)、凱旋門賞5着グランドグローリー(牝6=仏ビエトリーニ、父オリンピックグローリー)が来日を予定。来日するかは未定ながら凱旋門賞馬アルピニスタ(牝5=英プレスコット、父フランケル)もジャパンCを目標に乗り込みを進めている。