母国ブラジルで再出発のモレイラ、日曜10鞍に騎乗 香港国際競走の騎乗は不透明

2022年11月29日 17:07

ジョアン・モレイラ騎手(18年10月撮影)

 23日に香港の騎手免許を返上し、母国ブラジルで騎手免許を取得したジョアン・モレイラ(39)が12月4日に生まれ故郷クリチバのタルマン競馬場で10鞍に騎乗する。28日、パラナジョッキークラブが出走馬を発表した。

 9月11日の香港シーズン開幕後は15鞍に騎乗して未勝利。9月21日の騎乗を最後に、痛みがあった左股関節の治療のためブラジルに帰国し、復帰に向けてトレーニングを重ねている。

 ただ、香港カップのレイパパレ、香港スプリントのレシステンシア、香港ヴァーズのグローリーヴェイズと日本馬3頭を依頼された香港国際競走(12月11日、シャティン)で騎乗できるかどうかは不透明となっている。

 香港メディア「HKレーシング」によると股関節を痛めたことから12月6日までに香港でメディカルチェックをパスする必要があり、12月4日の最終レースまで騎乗すると間に合わない可能性が高い。期限をずらすか、特例で騎乗が認められるか。動向が注目される。

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