母国ブラジルで復帰したモレイラ、5カ月ぶりVで全開アピール 香港国際競走は日本馬3頭
2022年12月5日 11:46 11月23日に香港の騎手免許を返上し、母国ブラジルで騎手免許を取得したジョアン・モレイラ(39)が4日、生まれ故郷クリチバのタルマン競馬場で11鞍に騎乗。芝1200メートルの6Rで直線、激しい追い比べを制し、接戦をものにした。
9月11日の香港シーズン開幕後は15鞍に騎乗して未勝利。9月21日の騎乗を最後に、痛みがあった左股関節の治療のためブラジルに帰国し、復帰に向けてトレーニングを重ねた。
前日にサンパウロのシダーデジャルジン競馬場でレース騎乗を再開。昨シーズン終盤の7月13日にハッピーバレー(香港)で勝って以来、約5カ月ぶりの勝ち鞍となった。
この後、香港に移動し、股関節を痛めたことからメディカルチェックを受ける必要があり、そこをクリアすれば香港カップのレイパパレ、香港スプリントのレシステンシア、香港ヴァーズのグローリーヴェイズと日本馬3頭を依頼された香港国際競走(12月11日、シャティン)に騎乗できる。