【朝日杯FS】ダノンタッチダウン 桁違い鬼脚 前走惜敗も上がり3F33秒1は断トツ

2022年12月12日 05:30

早い時期から活躍できるタイプのダノンタッチダウン

 今週も阪神芝マイルの舞台で2歳G1「第74回朝日杯フューチュリティS」(18日)が行われる。昨年の勝ち馬ドウデュースはダービーも制した。来春に向けても目が離せない一戦になる。

 ダノンタッチダウンは新馬戦が上がり3F33秒6、続く重賞でも上がり33秒1と決め手を発揮。前走は先行馬が上位を占める中、後方8番手からアウト差し。半馬身届かずの2着だったが、負けて強し。上がり2位に0秒9差をつける桁違いの脚。速い時計に対応できたのも大きい。半兄ダノンザキッドは2歳時に東スポ杯2歳S、ホープフルSと重賞連勝。早い時期から活躍できるタイプだ。

 ドルチェモアはデビュー2連勝で重賞タイトルを手にした。こちらも時計面では全く引けを取らない。前走は離れた2番手からゴール前できっちり捉えた。母アユサンは13年の桜花賞馬。同じ舞台で母子G1制覇を狙う。オールパルフェは3走全て逃げ、ここ2走は連勝。1走ごとに馬体重が増えているのもいい。スピードが魅力。展開が鍵になる。オオバンブルマイは芝1400メートルで連勝、前走で重賞ウイナーの仲間入りを果たした。初のマイルをどうこなすか。名手ルメールの手綱さばきに注目。

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