【朝日杯FS】ティニア 初マイル問題なし 陣営「もう少し距離の融通は利きそう」

2022年12月13日 05:17

 決め手勝負なら引けを取らない。ティニアは欧州系の父ながら、2走とも上がり最速と末脚がキラリと光る。前走は2着だったが、グッと時計は詰めた。音瀬助手は「中間は疲れを見せることもなく、馬の様子を見ながら調整ができています。乗っていても、もう少し距離の融通は利きそう。レースぶりを見ても問題ないと思います」と初のマイル戦へ見通しを語った。

 フランケル産駒は一昨年にグレナディアガーズが勝っている。16年には阪神JFでソウルスターリングがV。池江厩舎はミスエルテが16年にファンタジーS勝ちから朝日杯FS4着に入った。2歳G1で良績を残す。「メンタル的にもフランケル産駒ということを考えてやってきました。気難しいところを見せず、思い描いた通りにここまで来ていますね」と口をつく。

 3走連続でコンビを組む福永は先週のカペラSでハイペースを読み切っての一気差し。調教師転身が決まっても、ヘッドワークはさえ渡るばかり。名手に導かれ、G1Vを目指す。

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