【有馬記念】「M―1」王者とのフシギな関係…「ウエストランド」が制した今年はどうなる!?
2022年12月25日 09:39 G1・有馬記念は今日25日、中山芝2500メートルのコースで午後3時25分に運命のゲートが開く。
一年の総決算となる競馬のグランプリと、お笑いの「M―1グランプリ」には不思議な相関関係が。それは優勝コンビ名と優勝馬の年齢にまつわるものだ。
01年に始まった「M―1グランプリ」(11~14年は開催なし)で、優勝コンビが和名だった年とそれ以外では顕著な差がある。
「中川家」が制した01年、はマンハッタンカフェ(牡3)がV。「ますだおかだ」の02年はシンボリクリスエス(牡3)、「笑い飯」の10年はヴィクトワールピサ(牡3)、「銀シャリ」(白米の俗語のため和名とする)が勝った16年はサトノダイヤモンド(牡3)、「霜降り明星」が制した18年はブラストワンピース(牡3)、「錦鯉」が制した昨年はエフフォーリア(牡3)と3歳牡馬が有馬記念で戴冠している。
一方、「M―1グランプリ」優勝のコンビ名が和名でない年は3歳馬劣勢となる。
「フットボールアワー」の03年はシンボリクリスエス(牡4)、「アンタッチャブル」の04年はゼンノロブロイ(牡4)が優勝。他にも「ブラックマヨネーズ」の05年はハーツクライ(牡4)、「チュートリアル」の06年はディープインパクト(牡4)、「サンドウィッチマン」の07年はマツリダゴッホ(牡4)、「NON STYLE」の08年はダイワスカーレット(牝4)、「パンクブーブー」の09年はドリームジャーニー(牡5)、「トレンディエンジェル」の15年はゴールドアクター(牡4)、「とろサーモン」の17年はキタサンブラック(牡5)、「ミルクボーイ」の19年はリスグラシュー(牝5)、「マヂカルラブリー」の20年はクロノジェネシス(牝4)と、古馬が有馬記念を制している。
今年の「M―1」王者は「ウエストランド」。“M―1の法則”通りなら古馬が優勝するが、果たして…。