【愛知杯】マリアエレーナ 躍動感あるCWラスト11秒3!吉田師「いい感じで伸びてきていました」
2023年1月11日 05:00 マリアエレーナは吉田厩舎のルーティンで火曜追い。CWコースで脚慣らしをして、2周目の向正面からペースアップ。躍動感のある動きでしまいを伸ばし、6F86秒7~1F11秒3を刻んだ。吉田師は「いい感じで伸びてきていました。ちゃんと仕上がったなと思います」と納得の表情だった。
昨年の愛知杯2着から1年で成長を遂げた。小倉記念は5馬身差で重賞初V。3着馬がジェラルディーナだったことも価値が高い。牡馬一線級に挑んだ前走の天皇賞・秋は7着に敗れたものの、3角で致命的な不利を受けながらジワジワ伸びており、悲観する内容ではない。指揮官は「大事故にならず、無傷で良かった」と胸をなで下ろし「やはりいいものを持っています。(レースぶりも)うまくなりましたし、2000メートルでいい競馬をしてきているので」と目を細めた。得意距離にこだわり、大舞台を経験した強みを始動戦で発揮する。