【京成杯】セブンマジシャン好稽古!ルメール「能力と脚力」を強調
2023年1月12日 05:30 【東西ドキュメント・栗東=11日】車中のルメールと記者がドア越しの取材となったのは理由がある。11日、追い切りが京成杯の有力馬セブンマジシャン1頭のみとあって坂路から自宅に直帰しようとしたが、それを察した菱田はスタンドを離れて車道で待つことを提案した。読みが当たり、通り過ぎようとするルメールに停車してもらうシチュエーションだったのだ。
セブンマジシャンにテン乗り。「15―14―13(秒)のペースで。乗りやすかった」と調教の感触を伝えるや「前走(ホープフルS6着)は引っ掛かったらしいけど、今回は(ハミを)リングビットにするのでコントロールは利くと思う。能力と脚力はあるから楽しみ」と期待を込めた。
シートに身を沈めるルメールは愛車を乗り換えたようで車体の色はグリーン。結構、目立つ。「この車も走るよ」とウインクし、足早にその場を去っていった。立ち尽くす記者の1人が「キャクリョク(脚力)まで言えるなんて凄い日本語の上達ぶり」と感心しきりだったが、それにも一同が納得顔だった。