【シルクロードS】テイエムスパーダ 豪快12秒2!ゲート改善傾向、五十嵐師「動きがパワフルだった」
2023年1月27日 05:30 「第28回シルクロードS」のテイエムスパーダ(牝4=五十嵐)が坂路を力強く駆け上がった。6Fの日本レコードホルダーが重賞2勝目に挑む。
テイエムスパーダは朝一番の坂路を単走で登坂。馬場の外めから豪快に脚を伸ばし、4F52秒4~1F12秒2を刻んだ。1週前はコンビを組む今村が騎乗。CWコースで自己ベストを更新する6F78秒0(1F13秒4)。五十嵐師は「先週ビシッとやったので、今朝は余裕を残した。それでも動きがパワフルだったし、予定通りの時計だったね」と順調ぶりをアピールした。
昨夏、今村と初コンビを組んだCBC賞で重賞初制覇。1分5秒8の日本レコードで逃げ切った。その後は負けが続いたが敗因は明確。課題のゲート難解消へ入念に練習を重ねた。師は「ゲートに入ってからソワソワすることもなく、おとなしくしている」と成果を報告。今村も「ゲートに気をつけたいです。ストライドが大きい馬なので、リズム良く運びたいです」と思い描いた。コンビ継続で昨夏の圧巻Vの再現を狙う。