【阪神大賞典】聖奈×メロディーレーンでアイドルタッグ!「とにかく可愛い」ラブコール実った
2023年3月17日 05:30 インスタグラムで絶大な人気を誇り、写真集や関連グッズまで販売されるリトルプリンセス・メロディーレーンが昨年の新人最多勝騎手・今村聖奈(19)を鞍上に迎え、伝統の阪神大賞典に登場だ。G2獲りはもちろん、ここで結果を出せばコンビでの天皇賞・春挑戦も見えてくる。かれんなタッグ誕生を喜んだのは今村だ。
「うれしいですね。ありがたいです。とにかく可愛い、可愛いんです。以前から厩舎に触りにいって、乗せてくださいよ、と言っていたんです」
338キロでのJRA最軽量優勝記録を持つメロディーレーン。これまで13人の男性騎手が手綱を取ってきた。もちろん、今村起用に重量面の恩恵があるわけではないが、イメージはいい方向に膨らむ。羽が生えた、空を飛ぶ天馬…(妄想中)。
「前走は(馬体重)何キロでした?今回は何キロくらいになりますかね。(1メートル59、47キロの)私が乗ったら普通に見えるかもしれませんね」と今村も楽しみで仕方ない様子。馬の潜在能力からも好勝負になっていい。3歳時には菊花賞に挑戦して5着。G1挑戦7回、天皇賞・春には4~6歳と3年連続で出走している。「もちろん彼女の方が大ベテランなので」と今村。ペコリと頭を下げて教えを乞う謙虚さを見せた。
「長距離は騎手の腕といわれますからね。阪神の3000メートルはメイショウブレゲ(今年の松籟S)で経験しています。気分良く、リズム良く、ストレスをかけないよう乗れたら」
前走・スポニチ賞ステイヤーズSは宝塚記念以来、約5カ月ぶりながら積極的な立ち回りで5着。舞台は一昨年の秋に古都S(3勝クラス)を制した阪神芝3000メートル。アイドルタッグが阪神の長距離戦でファンの視線を独り占めにする。